出張先での雑記帖



中華人民共和国
People's Republic of China


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2012年 8月16日(木) 中国(蘇洲)

初めての蘇洲です!


気温は38度を超えていました。 とにかく暑い!

留園は蘇州城の西にあり、中国の四大名園の一つで、蘇州四大名園の一つでもあります。
清代の嘉慶年代に改修、園主の劉恕名の姓にちなんで劉園、のちに留園と呼ばれるようになりました。

中国の国宝庭園でもあり、さらに1997年に世界遺産にも登録されています。
清代庭園の代表とされていますが、歴史をさらに遡ると元は今から約500年前、
明代万歴年間に造園された徐泰時の個人庭園
「東園」 がその始まり。
庭園の中部にある池やその西手にある築山などは当時から受継がれているそうです。


因みに蘇州の四大名園とは、滄浪亭、獅子林、拙政園、留園を言います。
また、蘇州の拙政園と留園に、北京の頤和園と華北省承徳市にある避暑山荘を加えて、
中国四大名園と言います。


<蘇洲料理>
   
鶏の頭・鴨の舌・鯉はダメでしたが、蟹粉豆腐は美味かった!

※○○さん、暑い中いろいろガイドいただき有難うございました。


冠雲峰
冠雲峰の高さは高さ 6.5メートルあり、
蘇州の庭園の中でも最大のものだとされています。
この庭には、3つの巨大太湖石があって、
それぞれ「冠雲峰」「瑞雲峰」「岫雲峰」
と名づけられています。



太湖石
太湖石は、長年太湖の水によって浸食された結果、
多くの穴が開いて複雑な形をしています。
大きな穴や多くの穴が開いていて反対側が見えて
いて、かつ、細身で皺が複雑な太湖石が、
良い太湖石だと言われているようです。


明瑟楼
明瑟楼は、留園の主要な建物の一つである
涵碧山房と一体になっていて、
画舫(がぼう=屋形船)という建物になっています。



濠濮亭

漏窓
回廊を飾る「漏窓」と言われる透かし窓も見もの。
一つとして同じデザインはなく、
その一つ一つの窓から見える眺めも異なり、
それぞれに完成された一副の絵画を見るようです。


東側の庭園に抜ける円洞門